アンドリュース記念館(近江八幡市)概要: アンドリュース記念館は滋賀県近江八幡市為心町中31に位置している近代建築です。この建物は明治40年(1907)に「ハーバート・アンドリュース記念近江八幡基督教青年会館(YMCA)」として建てられたもので、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが日本で最初に設計したものです。昭和10年(1935)に現在地に移築(東方向へ12m)し、外観などが1部改修、変更等がありましたが、主要部分は設計当時のまま残ってます。昭和62年(1987)にYMCA会館としては使用されなくなりましたが、名建築の解体を惜しみ現在はアンドリュース記念館として長く保存されることになりました。
ンドリュース記念館は、木造2階建、入母屋、洋瓦葺、平入、桁行15m、梁間11m、外壁は大壁造りモルタル仕上げ、建築面積161u、著名な建築家であるヴォーリズが設計した近代建築の遺構として貴重で、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から平成21年(2009)に国登録有形文化財に登録されています。
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