近江八幡市: 旧八幡郵便局

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概要・歴史・観光・見所
旧八幡郵便局(近江八幡市)概要: この建物は大正10年(1921)に郵便局の局舎として建てられたもので、木造2階建、寄棟、桟瓦葺、外壁はモルタルスタッコ仕上げ、設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズ(アメリカ合衆国出身、建築家)によって手掛けられています。昭和36年(1961)で郵便局としての役割が終り、玄関部分が取り壊されましたが平成16年(2004)に「一粒の会」(特定非営利活動法人 ヴォーリズ建築保存再生運動)の活動により改修保存される事になり玄関のヴォールト屋根が復元されています。

縦長の上げ下げ窓やファンライト(半円形の欄間)風の意匠(向って左側のものは2連アーチの特異な意匠、元々はガラス戸だったと思われますが現在は壁となっています)、軒の持ち送り(2階の軒は単純な水平材に若干の意匠、玄関庇部は白漆喰で仕上げられ、意匠的にも凝ったものが採用されています)、セグメンタルペディメント(半円形に膨らませた櫛形破風:玄関上部に施され、奥行が深く、当建物の象徴的な存在、向って左側のものは2階の和風の屋根が中央で分断して設えた為に、より垂直性を強調する意匠となっています。)、郵便局のマーク、クリスタルのノブ、天窓など洋風建築の要素を取り入れたスペイン風にまとめ上げられています。現在は一般公開され、イベント会場や平成9年(1997)に設立されたまちづくり団体「一粒の会」の事務所などに利用されています。

【 参考:サイト 】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

旧八幡郵便局:写真

旧八幡郵便局
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