日牟禮庵(近江八幡市)概要: 詳細は不詳ですが江戸時代に近江商人の邸宅を飲食店として改修した建物と思われます。日牟禮庵は主屋は江戸時代後期、その他は大正時代に建てられた旧京街道に面する町屋建築の遺構として貴重な存在で「国土の歴史的景観に寄与している」との登録基準を満たして意いる事から平成10年(1998)に国登録有形文化財に登録されています。
日牟禮庵の構成要素
・ 主屋-19世紀前期-木造厨子2階建,切妻,桟瓦葺,平入,建築面積117u
・ 座敷-大正10年-木造2階建,切妻,桟瓦葺,建築面積80u
・ 離れ-大正10年-木造2階建,切妻,桟瓦葺,数寄屋風,建築面積30u
・ 旧流し場-大正10年-木造平屋建,切妻,桟瓦葺,建築面積38u
・ 東土蔵-大正10年-土蔵2階,切妻,桟瓦葺,妻入,建築面積36u
・ 西土蔵-大正10年-土蔵2階建,切妻,桟瓦葺,平入,建築面積46u
・ 高塀-大正10年-土塀(延長5.8m),真壁造白漆喰仕上,腰壁は板張,桟瓦葺
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