甲良豊後守宗廣記念館(甲良町)概要: 甲良豊後守宗廣記念館は滋賀県犬上郡甲良町大字法養寺に位置しています。法養寺集落は多くの名工を輩出した甲良大工の発祥の地とされます。江戸幕府初代将軍徳川家康の霊廟である日光東照宮(栃木県日光市)の作事方大棟梁を務めた甲良大工、甲良豊後守宗廣を中心とした甲良大工の資料が展示されています。建物は江戸時代末期に建てられた農家建築で平成2年(1990)に改修され記念館として整備されました。入母屋、桟瓦葺、平入、外壁は真壁造り、白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張り縦押縁押え。周囲には甲良豊後守宗廣が手掛けたとされる本殿(滋賀県指定文化財)がある甲良神社が鎮座しています。
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