蓮長寺(野洲市)概要: 法苗山蓮長寺は滋賀県野洲市比留田に境内を構えている浄土真宗本願寺派の寺院です。蓮長寺の創建は鎌倉時代末期の正慶元年(1332)、教寛和尚が開いたのが始まりと伝えられています。蓮長寺寺宝の十一面観音菩薩立像は聖徳太子が自ら彫り込んだと伝えられるもので(平安時代中期に製作されたと推定されています)、像高166cm、檜材、一木造、平安時代に製作された優れた仏像として評価が高く大変貴重な事から昭和42年(1967)に国指定重要文化財(旧国宝)に指定されています。
石造宝篋印塔は鎌倉時代後期に制作されたもので、高さ130cm、貴重な事から平成15年(2003)に野洲市指定文化財に指定されています。蓮長寺本堂は木造平屋建て、入母屋、本瓦葺き、平入、桁行7間、正面3間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、内部には本尊となる阿弥陀如来像が安置されています。蓮長寺太鼓楼は木造2階建て、入母屋、桟瓦葺き、上層部、桁行2間、張間1間、下層部は桁行4間、張間2間、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。山号:法苗山。宗派:浄土真宗本願寺派。本尊:阿弥陀如来。
【 参考:サイト 】
・ 公式ホームページ
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-野洲市教育委員会
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