旧外村繁家住宅(東近江市)概要: 滋賀県を代表する文豪外村繁の旧宅です。当家は隣にある宇兵衛家の分家で明治40年(1907)に当時の当主吉太郎(繁の父親)が東京に進出し呉服木綿問屋として活躍しました。繁は東大経済学部へ進んだものの文学を志し父親の跡を継ぎいだ後もその気持ちが変わらなかった事から弟に家業を譲り作家として多くの作品を手懸け池谷賞や野間文学賞などを受賞しています。現在の建物は江戸時代後期に建てられたもので敷地内には水路から水を引き込み洗い場とする川戸や多くの作品を生み出した小座敷などが残されています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-東近江市五個荘 近江商人屋敷 外村繁邸
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