| 柏原宿歴史館（米原市）概要： 大正６年（１９１７）に松浦邸として建てられた建物で主屋は木造２階建、入母屋、桟瓦葺、妻入、建築面積２８５㎡、大工頭梁は西村豊太郎、正面から見ると入母屋の妻面が３重に重なったように見え特徴ある景観です。表門は棟門形式（付属：塀左右９．６ｍ）桟瓦葺、間口２ｍ。西北土蔵（現在の収蔵庫棟）は土蔵造２階建、切妻、桟瓦葺、平入、建築面積２３㎡。西土蔵（展示館）は土蔵造２階建、切妻、桟瓦葺、平入、建築面積４９㎡。柏原宿歴史館の主屋、表門、西北土蔵、西土蔵は大正時代に中山道沿いに建てられた良質な近代和風建築の遺構で、宿場町の良好な景観の要素としても貴重で、「造形の規範となっているもの」又は「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から平成１２年（２０００）に国登録有形文化財に登録されています。現在は柏原宿歴史館として再利用され一般公開され内部には柏原宿関係の資料等が展示されています。
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