羽柴秀吉邸跡(安土城)概要: 織田信長家臣、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)の屋敷跡と伝わる場所で大手道に面しています。屋敷といっても、小規模な城郭なような構成になっていて、大きな郭が上下2段で構成され周辺には細かな郭が配され、下段の郭入り口には櫓門が上段入り口には高麗門や隅櫓が備えられていました。下段には厩と思われる建物の礎石が見つかり上段には主殿と思われる大規模な建物の礎石が見つかっています。礎衛石からの推定では遠侍や式台、上段の間、台所、付書院などが備わった造りで当時の城郭家臣屋敷の好例とされています。
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