旧醒井公会堂(米原市)概要: 醒井公会堂は昭和11年(1936)に建てられたもので、木造平屋建、寄棟、桟瓦葺、建築面積128u、正面は洋風建築の要素が取り入れられています。開口部は縦長の上げ下げ窓、その上部にはファンライト風の意匠、外壁はモルタル吹き付け仕上げ、腰壁はモルタルこて仕上げ、壁仕上げの境には菱形の意匠、外壁の壁にはコーナーストーン風の意匠が施されています。玄関ポーチの屋根は切妻、桟瓦葺、棟の留瓦には○に醒の字が入れられ特注品になっています。旧醒井公会堂は昭和初期に建てられた擬洋風木造公会堂建築の遺構として貴重な存在で「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との理由から平成15年(2003)に国登録有形文化財に登録されています。
|