烏帽子掛けの松(鏡の宿)概要: 案内板によると「 承安4年(1174)3月3日鏡の宿で元服した牛若丸は、この松枝に烏帽子を掛け鏡神社へ参拝し源九郎義経と名乗りをあげ源氏の再興と武運長久を祈願したのであった。明治6年(1873)10月3日台風により折損したため幹の部分を残して保存し後世に伝えるものなり。 鏡の里保存会 」とあります。烏帽子掛けの松は鏡神社の参道にあります。3月3日、当地の駅長である沢弥伝家(白木屋)に宿泊した義経は追手が知っている稚児姿から目を欺くため、急遽元服を行なったとされます。当駅にいた烏帽子屋五郎太夫は源氏が採用した左折れ烏帽子を折り込み、義経に差し出すとそれを被り元服をのぞみました。鏡神社には源氏の武運長久を祈願したとされそこで始めて源氏として名乗りをあげたとそうです。
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