米原宿(北国街道)概要: 米原宿は北国街道の宿場町で、中山道(近江路)とのの枝道の分岐点という交通の要衝として古くから重要視されてきました。特に江戸時代に整備された米原湊は彦根藩が庇護した為飛躍的に発展し、集められた物資は米原宿から深坂道を通り中山道の番場宿へと運ばれました。
中山道から運ばれた荷物や物資は米原で集められ、琵琶湖の湖上を船で運搬し大津から再び陸路を利用し京都まで運ばれました。日本海の海産物も鯖街道や北陸道で塩津湊や今津湊に集められ、船で米原湊を経由して中山道から全国へと運ばれました。
現在も弘化3年(1846)建立の道標などの遺構や湯谷神社や青岸寺などの古社寺、古い町並みが残り当時の雰囲気が残されています。
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