米原市: 観音寺

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概要・歴史・観光・見所
観音寺(米原市)概要: 伊富貴山観音寺は滋賀県米原市朝日に境内を構えている天台宗の寺院です。観音寺観音寺の創建は宝亀年間(770〜780年)、三修上人(安祥)が開いたのが始まりと伝えられています。当初は伊富貴山観音護国寺と称し、元慶2年(876)には勅願寺になるなど弥高寺・太平寺・長尾寺と共に伊吹山四大寺に数えられ伊吹山山中にあった法相宗の寺院でした(伊吹山四大寺は伊夫岐神社の別当寺院でもありました)。承和3年(1347)に現在地に移り永徳3年(1383)に天台宗に改宗、歴代領主である大原氏(近江佐々木氏の一族)や浅井氏(小谷城の城主)、木下秀吉(豊臣秀吉)、彦根藩から庇護され寺領の寄進などを受けています。又、観音寺は石田三成が小僧をしていたことでも知られ、秀吉が鷹狩りで立ち寄った際に、三成は温度を変えて3度お茶出した「三碗の才」で出世の糸口を掴んだと言われています。

現在の観音寺本堂は正徳5年(1715)に再建されたもので木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、桁行5間、梁間5間、1間向拝付、背面張出、随所に彫刻が施され意匠的にも優れ江戸時代中期に建てられた寺院本堂建築の遺構として大変貴重な存在で平成5年(1993)に国指定重要文化財に指定されています。惣門は18世紀中期に造営されたもので、切妻、桟瓦葺き、一間一戸、薬医門形式、棟梁は宮部太兵衛、江戸時代中期の寺院山門建築の遺構として大変貴重な事から平成5年(1993)に国指定重要文化財に指定されています。鐘楼は享保10年(1725)に造営されたもので、入母屋、桟瓦葺き、桁行1間、梁間1間、外壁は柱のみの吹き放し、棟梁は宮部太兵衛、江戸時代中期の寺院鐘楼建築の遺構として大変貴重な事から平成5年(1993)に国指定重要文化財に指定されています。

観音寺の寺宝である伝教大師坐像は、鎌倉時代の貞応3年(1224)に製作されたもので像高約65cm、一木造、保存状態が良く意匠に優れ大変貴重な事から昭和34年(1959)に国指定重要文化財に指定されています。本尊である木造千手観音立像と木造阿弥陀如来立像は平安時代に制作されたもので、貴重な事から昭和50年(1975)に米原市指定文化財(彫刻)に指定されています。観音寺境内には三成が秀吉にお茶を入れる際利用した「水汲ノ池」や御鳥羽上皇腰掛石などが残っています。近江湖北二十七名刹霊場第22番札所。近江西国三十三ヶ所霊場第12番礼所。びわ湖百八霊場47番札所。山号:伊富貴山。宗派:天台宗。本尊:十一面千手観音菩薩。

観音寺の文化財
・ 本堂−正徳5年−国指定重要文化財
・ 鐘楼−享保10年−国指定重要文化財
・ 惣門−18世紀中期−国指定重要文化財
・ 木造伝教大師座像−貞応3年−国指定重要文化財
・ 観音寺文書−滋賀県指定文化財
・ 絹本著色浄土大曼荼羅図−米原市指定文化財
・ 木造千手観音立像−米原市指定文化財
・ 木造阿弥陀如来立像−米原市指定文化財

観音寺:写真

観音寺
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