本堂(石山寺)概要: 石山寺本堂は永長元年(1096)に建立された桁行7間、梁間4間、寄棟、檜皮葺の本堂と慶長7年(1602)に淀殿によって建て替えられた桁行9間、梁間4間、寄棟、檜皮葺、懸造(舞台造)の礼堂と、その両建物を繋ぐ相の間によって構成されています。巨大な硅灰石の岩盤の上に建立され、内部の露出部分には本尊である如意輪観音半枷像が安置され、周囲には大日如来坐像や不動明王坐像、維摩居士坐像、持国天立像、増長天立像などが安置されています。石山寺本堂は滋賀県内に現存する最古の木造建築物の遺構として大変貴重な存在で昭和27年(1952)に国宝に指定されています。
懸造を簡単に説明した動画
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