守山市: 東門院

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概要・歴史・観光・見所
東門院(守山市)概要: 比叡山東門院守山寺は滋賀県守山市守山2丁目に境内を構えている天台宗の寺院です。東門院の創建は奈良時代末期の延暦4年(785)、伝教大師最澄が比叡山延暦寺滋賀県大津市坂本)を開いた際、四境に門を構えその東門を当地としたのが始まりとされます(比叡山延暦寺三千坊の東端にあたるとも)。平安時代初期の延暦13年(794)には征夷大将軍である坂上田村麻呂が東威東征の為に当地まで進軍した際に当院の仁王像に戦勝祈願を行い、見事念願成就すると感謝の意から境内に七堂伽藍を整備し、千手観音を勧請、さらに桓武天皇からは寺領が寄進され、「守山寺東門院」という寺号と院号を賜りました。

山号、院号、寺号は「比叡山の東門を守り給う寺」を意味するとされ、寺号が地名である「守山」の由来となっています。弘仁元年(810)に琵琶湖に十一面観音像が出現した事から仏意と悟り本尊として勧請し、以後、鎮護国家の道場として整備されました(旧本尊の十一面観音像は守山観音として信仰の対象になったものの昭和61年:1986年の火災により焼失しています)。江戸時代には東門院の境内が中山道の宿場町である守山宿に位置し格式の高かい寺院だった事から朝鮮通信使の宿所として利用されました。

東門院は昭和61年(1986)の火災で大きな被害を受けたものの寺宝も多く、中でも護摩堂の本尊である木造不動明王坐像は平安時代後期に興教大師が彫刻したと伝わるもので、像高142cm、桧材、寄木造、彩色仕上げ、保存状態が良く意匠に優れ大変貴重な事から明治42年(1909)に国指定重要文化財に指定されています。木造矜羯羅童子立像は護摩堂の本尊である木造不動明王坐像の脇侍で、平安時代作、像高105cm、貴重な事から昭和46年(1971)に守山市指定文化財に指定されています。木造制叱迦童子立像は護摩堂の本尊である木造不動明王坐像の脇侍で、平安時代作、像高105cm、貴重な事から昭和46年(1971)に守山市指定文化財に指定されています。

東門院境内に建立されている石造五重塔は鎌倉時代前期に製作されたもので、総高286cm、大変貴重な事から昭和36年(1961)に国指定重要文化財に指定されています。石造五重塔の左右に建立されている石造宝塔(鎌倉時代、総高159cm)と石造宝篋印塔(鎌倉時代、総高167cm)は昭和23年(1948)に国認定重要美術品に認定されています。

東門院山門葺平瓦は応永3年(1396)の銘がある仁王門の屋根瓦で上辺20.5cm、下辺18.7cm、長さ26.5cm、貴重な事から昭和52年(1977)に守山市指定文化財に指定されています。東門院に伝わる高札は江戸時代に中山道の宿場町である守山宿に掲げられていたもので、桧材、6尺幅、7枚、内容は行政的なものから一般的、宗教的ものなど多彩で歴史資料として貴重な事から昭和52年(1977)に守山市指定文化財に指定されています。東門院境内に生えるオハツキイチョウは推定樹齢500年、樹高30m、幹周3.4m、市内を代表するイチョウの大木として貴重な事から平成9年(1996)に守山市指定天然記念物に指定されています。

近江西国三十三観音霊場第2番札所。湖国十一面観音霊場第5番札所。湖東三十三ヶ所霊場第1番札所。近江湖南二十七名刹霊場第23番札所。びわこ百八霊場第103番札所。山号:比叡山。院号:東門院。寺号:守山寺。宗派:天台宗。本尊:十一面観世音菩薩。

東門院:写真

東門院
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