仏法寺(野洲市)概要: 月輪山仏法寺は滋賀県野洲市井口に境内を構えている浄土宗の寺院です。仏法寺の創建は不詳ですが、当初は天台宗の寺院で万福寺と称していました。その後、一時衰退しましたが慶長年間(1596〜1615年)に立誉和尚が浄土宗に改宗し中興しています。仏法寺の寺宝である木造聖観音立像は平安時代に製作されたもので像高1.5m、一木造、大変貴重な事から昭和42年(1967)に国指定重要文化財に指定されています。
平安時代後期に製作された木造大日如来座像は像高1.7m、檜材、寄木造、貴重な事から昭和62年(1987)に野洲市指定文化財に指定されています。両像ともに万福寺の尊像とされます。境内にある宝篋印塔は鎌倉時代末期の元応元年(1319)に制作されたもので、高さ233cm、貴重な事から平成7年(1995)に野洲市指定文化財に指定されています。山号:月輪山。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-野洲市教育委員会
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