仏性寺(野洲市)概要: 三因山仏性寺は滋賀県野洲市乙窪に境内を構えている天台宗真盛派の寺院です。仏性寺の創建は天平元年(729)、当時の惣官豊積益人宿称息長、忠国が行基菩薩を招いて開いたのが始まりと伝えられています。建久年間(1190〜1199年)、源頼朝の発願により再興、最澄や法然上人などから再建修復され天正年間(1573〜1592年)の兵火により多くの堂宇や寺宝などが焼失し一時衰退しましたが江戸時代初期に再興されました。本尊の阿弥陀如来座像は平安時代に制作されたもので像高2.82m、檜材、寄木造、全国的に見ても稀に見る優作として貴重なことから国指定重要文化財に指定されています。山号:三因山。宗派:天台宗真盛派。本尊:阿弥陀如来。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-野洲市教育委員会
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