真迎寺(大津市)概要: 光明山真迎寺は滋賀県大津市仰木2丁目に境内を構えている天台宗の寺院です。真迎寺の創建は平安時代の正暦4年(993)に恵心僧都が開いたのが始まりと伝えられています。多田源氏の棟梁だった源満仲が恵心僧都に帰依し、当寺の境内近くに居館を構えていた事から真迎寺には満仲の念持仏と伝わる薬師如来を所持しており、薬師堂に安置されています。
真迎寺の寺宝である木造地蔵菩薩立像は鎌倉時代に現在廃寺となった高日山星林院に安置される為に製作されたもので、像高162.0cm、大変貴重な事から明治34年(1901)に国指定重要文化財に指定されています。山門は切妻、桟瓦葺き、一間一戸、薬医門。真迎寺本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行5間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。近江湖西27名刹第15番札所。山号:光明山。宗派:天台宗。本尊:阿弥陀如来。
|