草津市: 老杉神社

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概要・歴史・観光・見所
老杉神社(草津市)概要: 老杉神社は滋賀県草津市下笠町に鎮座している神社です。老杉神社の創建は慶雲元年(704)、出雲国から素戔鳴尊がこの地の大杉に降臨したことから、住民達は霊木と悟り信仰の対象にしたのが始まりと伝えられています。中世に入ると、当地の領主である下笠氏(下笠城の城主)に崇敬庇護され宝徳4年(1452)には下笠美濃守源高賀が社殿を造営しています。一方、中央にも聞こえた存在となり、長享元年(1487)に後の室町幕府11代将軍足利義澄が参拝に訪れ、天文9年(1540)には後奈良天皇より正一位の神位が授けられています。

永禄9年(1566)、当時の城主だった下笠信濃守三郎左衛門弼之父子は青地城(草津市青地町)の城主青地駿河守茂綱の侵攻を受け没落した為、老杉神社も庇護者を失いましたが、慶長6年(1601)に膳所藩(藩庁:膳所城)の藩主に就任した戸田一西は慶長8年(1603)に社領10石を寄進、元和4年(1618)に入封した本多康俊も社領を安堵した為、その後の歴代膳所藩主も追認しました。古くから神仏習合し「牛頭大明神」や「下笠天王」などと称していましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色を一掃し、明治2年(1869)に社号を「老杉神社」に改め、明治9年(1876)に村社に列し、大正4年(1915)に神饌幣帛料供進社に指定されています。

現在の老杉神社本殿は宝徳4年(1452)に下笠高賀(近江守護佐々木六角氏家臣)が再建したもので三間社流造、檜皮葺、工法や組物、彫刻など室町時代中期の神社本殿建築の遺構として大変貴重なことから明治39年(1906)に国指定重要文化財に指定されています。拝殿は木造平屋建て、入母屋、桟皮葺き、妻入り、桁行3間、張間3間、外壁は4方柱間にガラス戸嵌め込み(入口は引き違い戸)。神門(神社山門)は切妻、桟瓦葺き、一間一戸、四脚門。中門は向唐門、檜皮葺、一間一戸。老杉神社で毎年2月に今年の豊作を祈願する予祝行事である「エトエト祭り」は貴重な事から昭和63年(1988)に名称「老杉神社の頭屋行事」として滋賀県選択文化財に選択されています。老杉神社の例祭に奉納される「サンヤレ踊り」は古式を継承する貴重な神事として貴重な事から昭和62年(1987)に名称「下笠のサンヤレ踊り」として滋賀県選択文化財に、平成5年(1993)に名称「草津のサンヤレ踊り」として国選択無形民俗文化財に選択されています。祭神:素盞鳴命、稲田姫命、八王子命。

老杉神社:写真

老杉神社
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