護法社(三井寺:園城寺)概要: 護法社は三井寺の守護神である護法善神(鬼子母神)が祭られている建物です。現在の護法社唐門は寛政11年(1797)に建立されたもので間口1間、向唐破風門、檜皮葺、両袖格子塀潜り門付。護法善神堂(本地堂)は享保12年(1727)に造営されたもので、三間社流造、桁行3間、梁間2間、正面1間向背付、外壁は真壁造り板張り、神社本殿建築と類似し神仏習合の名残が見られます。参道に設けられた石橋は享保10年(1725)に造営されたものです。唐門、本地堂、石橋は共に江戸時代に建てられた古建築物として貴重な事から大津市指定文化財に指定されています。
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