財林坊(三井寺:園城寺)概要: 財林坊は三井寺の守護神である護法善神(鬼子母神)が祭られている護法社の管理する僧侶の住まいである預坊として創建されました。財林坊表門は江戸時代中期の享保12年(1727)に建立されたもので切妻、本瓦葺き、一間一戸、薬医門形式。表門に隣接する門番所は、表門と同じく享保12年(1727)に建立されたもので木造平屋建て、寄棟、桟瓦葺、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。財林坊本地堂は江戸時代初期の慶安4年(1651)に建立されたもので木造平屋建て、宝形造、檜皮葺、桁行2間、梁間2間、外壁は真壁造り板張り(外壁上部は白漆喰仕上げ)。表門、門番所、本地堂は。江戸時代の寺院建築の遺構として貴重な事から大津市指定文化財に指定されています。
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