大門・仁王門(三井寺:園城寺)概要: 三井寺大門は宝徳4年(1452)に常楽寺(滋賀県湖南市石部町)の仁王門として建てられたもので、その後、伏見城(京都府京都府京都市伏見区桃山町)に移され、慶長6年(1601)に徳川家康により現在地に移されました。入母屋、檜皮葺、三間一戸、桁行3間、張間2間、八脚楼門形式、外壁は真壁造り板張り着色、上層部高欄付き、下層部左右仁王像安置、随所に見られる彫刻や組物など建築当初の特色がよく残されています。室町時代中期に建てられた寺院楼門建築の遺構として大変貴重な存在で明治33年(1900)に国指定重要文化財に指定されています。
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