六角地蔵堂(大津市坂本)概要: 六角地蔵堂は滋賀県大津市坂本四丁目に位置している御堂で、日吉大社の摂社である早尾神社の参道沿いにある事から正式には早尾地蔵尊と呼ばれています。案内板によると「 本尊は比叡山の開祖伝教大師最澄上人ご自身の石地蔵尊と伝え、坂本六地蔵淵源の地であります。この地蔵尊は変じて真盛上人(西教寺開山)として現れ、入寂の後に再び地蔵尊に復されたという霊験あらたかな尊像であり、伝教大師が童子養育に心を注がれながら彫りこまれたので「子育て地蔵」とも呼ばれています。」とあります。六角地蔵堂は六角重層造、上層部桟瓦葺き、下層部銅板葺き正面軒唐破風付き、外壁は上層部は真壁造り板張り、下層部は真壁造り白漆喰仕上げ。
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