玉泉寺(高島市)概要: 玉泉寺は滋賀県高島市安曇川町田中に境内を構えている天台真盛宗の寺院です。玉泉寺の創建は奈良時代の天平年間(729〜749年)、行基菩薩によって開かれたのが始まりと伝えられています。享禄年間(1528〜1531年)の火災により多くの堂宇、記録、寺宝などが焼失し一時衰微しましたが天文2年(1533)、高島七頭に数えられた当時の領主田中氏が真厭上人(西教寺住職)を招き再興しています。境内にある石造物群のうち阿弥陀如来、薬師如来、大日如来、弥勒仏、釈迦如来の五智如来は室町時代後期に製作されたもので貴重な事から昭和58年(1983)に高島市指定文化財に指定されています。びわ湖百八霊場。近江湖西27名刹第21番。西近江七福神の布袋尊。高島郡西国三十三観音霊場。宗派:天台真盛宗。本尊:阿弥陀如来。
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