高島市(歴史)概要: 高島市はマキノ町、今津町、新旭町、安曇川町、高島町、朽木村が合併した町です。マキノ町は琵琶湖舟運で発展した町で、特に海津湊は敦賀との道が開けていた為、日本海からの物資が集められ舟運で大津や彦根などに運ばれました。今津町も同様に琵琶湖舟運で発展した町で、今津湊はその代表的な湊として繁栄しました。新旭町は比較的早くから開けていた地域で町内には弥生時代から古墳時代にかけての遺跡が数多く発見されています。安曇川町は渡来人である安曇族が開発した地域とされ朝鮮系の遺跡が点在しています。高島町は元和5年(1619)、分部光信が2万石で入封し大溝藩を立藩、明治維新まで分部家が藩主を歴任しています。朽木村は中世以降、近江源氏佐々木氏の一族朽木氏が支配した地域で江戸時代には9千950石の旗本として存続し明治維新を迎えています。
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