甲賀市: 檜尾神社

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概要・歴史・観光・見所
檜尾神社(甲賀市)概要: 檜尾神社の創建は不詳ですが、遥か昔、滝池に天津彦彦火瓊瓊杵尊が現れ、青竜に姿を変えて炎気の尾を垂れたことより同神の分霊を勧請し祀ったの始まりとされます。当初、創建の由来から「火尾神社」と称していましたが、度々火災に見舞われ社殿が焼失した為、「檜尾神社」に社号を改称、以来、大きな火事には遭わなかったそうです。一説には倭姫が天照大神を祭る土地を探している際、4年間仮遷座した「甲可日雲宮」が当社という説があり元伊勢の伝承地の一つとなっています。池田、滝村の鎮守社として篤く信仰される一方で歴代領主から崇敬庇護され、応永2年(1369)には藤原頼康と伴行康が本殿を再建し、文正元年(1466)には甲賀53家の多喜家一族と思われる多喜土佐が石段を奉納、大永5年(1525)には池田新治郎が屋根の葺き替えを行い、天文8年(1539)には後奈良天皇の勅額が掲げられ、天正8年(1580)には池田信輝(池田恒興:織田信長の側近、祭神である天津彦彦火瓊瓊杵尊が池田家の氏神とされる。)が社殿を改築しています。古くから神仏習合し、別当寺院として檜尾寺が祭祀を司ってきましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により檜尾寺と分離し神社として独立しています。

現在の本殿は宝永3年(1706)に再建されたもので三間社流造、檜皮葺、桁行3間、梁間2間、正面3間軒唐破風向拝付、細部(蟇股、手挟、脇障子、木鼻)には精緻な彫刻が施され、往時は極彩色に彩られ、江戸時代中期の神社本殿建築の遺構として貴重なことから平成元年(1989)に滋賀県指定文化財に指定されています。神門(神社山門)は切妻、銅板葺、一間一戸、四脚門。拝殿は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、妻入、桁行3間、梁間3間、外壁は柱のみの吹き放し。

例祭である御田植祭は猿田彦神と翁の面を被った男性と田植えをする子供により今年の豊作祈願と占いをする行事で、檜尾神社に伝わる古文書には明徳3年(1392)に例祭が行われていた事が記載されている事から少なくとも室町時代以上の歴史があると推定され、古式を伝える貴重な神事として甲賀市指定無形民俗文化財に指定されています。祭神:天津彦彦火瓊瓊杵尊。配祀神:伊邪那美命、素戔嗚命、蛭子命、猿田彦命、應神天皇、菅原道真公。

檜尾神社:写真

檜尾神社
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