甲賀市: 大鳥神社

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概要・歴史・観光・見所
大鳥神社(甲賀市)概要: 大鳥神社は滋賀県甲賀市甲賀町鳥居野に鎮座している神社です。大鳥神社の創建は平安時代の元慶6年(882)、伊賀国阿拝郡河合郷にある篠山嶽から勧請してきたのが始まりと伝えられています。当初は比叡山延暦寺(大津市)の別坊として大原山河合寺と称し日吉大社(大津市坂本)と同様な例祭を行ってきましたが、室町時代の応永22年(1415)以降は祗園祭り準じる大原祇園祭が行われています。中世は近江守護となった佐々木家の崇敬社として庇護され(元暦元年:1184年、佐々木秀義が戦勝祈願)、文禄4年(1595)には豊臣秀吉も社領を寄進しています。

江戸時代に入ると桂昌院(五代将軍徳川綱吉の生母)が庇護し元禄2年(1689)には5石8斗を社殿の修繕費として寄進しています。古くから神仏習合し、「牛頭大明神河合社牛頭天王」などと呼ばれ多くの支院(竜泉院・善寿院・願成院・祐善院・覚寿院)を擁していましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏式が廃され地名の原荘と居野に因み「大鳥神社」に社号を改称し明治9年(1876)に村社、明治18年(1885)に郷社、明治41年(1908)に神饌幣帛料供進社に指定されました。

現在の大鳥神社社殿は大正5年(1916)の火災で本殿以外を焼失し大正9年(1920)に滋賀県技師・亀岡末吉の設計により再建されたもので7棟(楼門・拝殿・神楽殿・神饌所・中門・祝詞殿・社務所)が国登録有形文化財に登録されています。祭神:素盞鳴命。相殿神:大己貴命、奇稲田姫命。

大鳥神社の文化財
・ 木造神像(素盞鳴尊坐像)-平安時代-松材,一木造,彫眼,彩色-国指定重要文化財
・ 木造弥勒菩薩坐像-暦応3年-欅材,一木造,法橋秀弁,長弁作-滋賀県指定文化財
・ 大原祇園祭-毎年7月23・24日,甲賀の祇園花行事中最大-県指定無形民俗文化財
・ 鉄湯釜-慶長7年-鋳物師:田中藤左衛門作-甲賀市指定文化財
・ 種子三千仏-応永33年-江州甲賀上郡大原河合寺什物-甲賀市指定文化財
・ 大鳥神社境内(約6900u:10142坪)-甲賀市指定名勝
・ 石橋-延享元年-花崗岩製、長さ104cm,幅300cm-甲賀市指定文化財
・ 本殿-貞享2年-三間社流造,桁行3間3尺,梁間3間,正面向拝付-甲賀市指定文化財
・ 拝殿-大正9年-入母屋,妻入,桧皮葺、桁行3間,梁間3間-国登録有形文化財
・ 中門・祝詞殿-大正9年-唐破風,桧皮葺,間口1間,奥行2間-国登録有形文化財
・ 楼門-大正9年-切妻,桧皮葺,三間一戸,八脚楼門,朱塗-国登録有形文化財
・ 神楽殿-大正9年-入母屋,桧皮葺,妻入,桁行1間,梁間1間-国登録有形文化財
・ 神饌所-大正9年-木造平屋建,入母屋,銅板葺,平入-国登録有形文化財
・ 神輿庫-大正9年-土蔵造平屋建,寄棟,本瓦葺-国登録有形文化財
・ 社務所-大正9年-木造平屋建,入母屋,桟瓦葺-国登録有形文化財

大鳥神社:写真

大鳥神社境内正面に設けられた大鳥居
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大鳥神社参道に設けられた神橋と石燈篭 大鳥神社参道石段から見上げた木製鳥居と燈篭 大鳥神社境内から見た神門(随身門)と回廊 大鳥神社神門(随身門)から見た境内
大鳥神社参道石畳みから見た拝殿正面 大鳥神社中門と本殿と透塀(玉垣) 大鳥神社本殿脇にある土蔵造の神輿蔵 大鳥神社神輿蔵の脇に建てられている神饌所
大鳥神社境内から見た社務所 大鳥神社境内に設けられている手水舎と手水鉢 大鳥神社境内に建立されている神楽殿 大鳥神社参道にある石造神橋


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