石造小関越道標(大津市)概要: 石造小関越道は江戸時代中期に建立されたもので「左り三井寺 是より半丁」、「右小関越 三条五条いまくま 京道」、「右三井寺」と刻み込まれています。この道は小関越と呼ばれる東海道の間道で三井寺を含む西国三十三所観音霊場の参拝者が多く利用されました。道標は当時の巡礼の一端を知る資料として貴重なことから昭和50年(1975)に大津市指定有形民俗文化財に指定されています。隣の石柱は等正寺への道しるべとして、大正元年(1912)に建立されたもので正面「蓮如上人御舊跡 等正寺」と左右「かたヽげんべゑのくび」、背面「大正元年9月30日建設」と刻まれています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-大津市教育委員会
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