大津市: 佐久奈度神社

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概要・歴史・観光・見所
佐久奈度神社(大津市)概要: 佐久奈度神社は滋賀県大津市大石中1丁目に鎮座している神社です。佐久奈度神社の創建は天智天皇8年(669)、勅願により中臣朝臣金連が祓戸大神三柱(現在は四柱)を勧請し社殿を建立したのが始まりと伝えられています。特に天皇の厄災を祓い平安京を守護する「七瀬の祓所」の一に数えられ、仁寿元年(851)には名神に列したことが文徳実録に記され、貞観元年(859)には従五位上に列したことが三代実録に記されています。延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳には名神大社として記載され当時から当地方の中心的な神社だったことが窺えます。その後も後白河上皇が社領寄進、天正13年(1585)には豊臣家臣渡辺勘左衛門が元和4年(1618)には膳所藩主本多康俊社が、正保3年(1646)には膳所藩主石川忠総が慶安4年(1651)には膳所藩主本多俊次がそれぞれ社領を寄進しています。明治時代初頭に発令された神仏分離令を経て、明治9年(1876)に村社、大正10年(1921)に県社に列し、明治41年(1908)に神饌幣帛料供進社に指定されています。

当初は瀬田川に接した場所に境内があり清流を利用した祓所となっていましたが昭和39年(1964)の天ヶ瀬ダム建設に伴い、境内が水没することとなり現在地に遷座しています。社宝である大石良勝(大石蔵之介の曽祖父)奉納の絵馬は大津市指定文化財に指定されています。大石家は近江国大石荘出身の豪族で良勝が大坂の陣で大功をあげ浅野家筆頭家老1500石に抜擢されました。大石荘の地名の由来は佐久奈度神社が伊勢神宮(三重県伊勢市)の参拝前に禊する神聖な場所だったことから忌伊勢(おいせ)が訛ったとも云われ、大石良勝もその霊験にあやかり寛永6年(1629)に絵馬を奉納しました。佐久奈度神社本殿は三間社流造、檜皮葺、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ木部朱塗り。拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、正面軒唐破風、平入、桁行3間、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ木部朱塗り。祭神:瀬織津姫命、速秋津姫命、気吹戸主命、速佐須良姫命。

佐久奈度神社:写真

佐久奈度神社参道正面に設けられた大鳥居と石造社号標
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佐久奈度神社石段から見た拝殿と石造狛犬 佐久奈度神社神門(向唐門、一間一戸、銅板葺き) 佐久奈度神社本殿と透塀 佐久奈度神社境内から眺める渓流


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