長浜市: 五村別院

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概要・歴史・観光・見所
五村別院(長浜市)概要: 五村別院は滋賀県長浜市五村に境内を構えている浄土真宗大谷派の寺院です。五村別院の創建は慶長2年(1597)、本願寺を離れ全国を巡錫していた教如上人の懇願により当地の代官である日下部善介が五村の郷士大村刑部左衛門に命じて無住となっていた十蓮寺を再興したのが始まりと伝えられています。慶長6年(1601)、徳川家康が本願寺の巨大な勢力を削ぐ政治的な意図もあり教如を本願寺の門跡に復帰させ、これを東本願寺とし、弟である准如を本願寺12世をそのまま認め西本願寺としました。当院は東本願寺の別院とされ当地方の浄土真宗の中心寺院として寺運も隆盛し明治32年(1899)には別格別院に定められています。境内には教如上人の遺骨が納められた廟が設けられています。

現在の五村別院本堂は享保15年(1730)に建てられたもので木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、両側面後方及び背面庇附属、桁行9間、梁間7間、3間向拝付、棟梁西嶋但馬元親、内部には厨子(三間社入母屋造、板葺き、正面千鳥破風、1間唐破風向拝付)、江戸時代中期に建てられた大型寺院本堂建築の遺構で流派的又は地方的特色において顕著なものとして大変貴重な存在で、延宝2年(1674)建立の表門(切妻、銅板葺き、一間一戸、薬医門)、棟札と共に平成10年(1998)に国指定重要文化財に指定されています。

五村別院鐘楼は宝暦年間(1751〜1764年)に造営されたもので、切妻、桟瓦葺き、桁行1間、張間1間、外壁は柱のみの吹き放し、江戸時代中期の鐘楼建築の遺構として貴重な事から平成6年(1994)に長浜市指定文化財に指定されています。鐘楼に吊り下げられている梵鐘は宝暦4年(1754)に鋳造されたもので、総高178cm、口径90.8cm、鋳物師は近江国辻村出身の高谷忠兵衛、貴重な事から昭和54年(1979)に長浜市指定文化財(工芸品)に指定されています。太鼓楼は寛政5年(1793)に造営されたもので、木造2階建て、入母屋、桟瓦葺き、外壁の下層部は真壁造白漆喰仕上げ(桁行2間、張間2間)、上層部は真壁造板張り(桁行1間、張間1間)、花頭窓付。宗派:浄土真宗大谷派。本尊:阿弥陀如来。

五村別院:写真

五村別院
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