長浜市: 菅山寺

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概要・歴史・観光・見所
菅山寺(長浜市)概要: 大箕山滋賀県長浜市余呉町坂口に境内を構えている真言宗豊山派の寺院です。菅山寺の創建は天平8年(764)、孝謙天皇の勅命により照檀上人が開いたのが始まりと伝えられています。当初は竜頭山大箕寺と称していましたが寛平元年(889)、宇多天皇の勅命により菅原道真(伝承によると天の羽衣由来の天女が生んだ男子と云われています。)が再興し寺号を大箕山菅山寺に改めると共に3院、49坊を建立しています。平安時代後期から鎌倉時代に最盛期をむかえ僧房105、末寺70余ヶ寺を数え、文永年間(1264〜1275年)には専暁が中国に渡り「宋版一切経七千余巻」を持ち帰っています。戦国時代に入ると浅井家が庇護し厨子入りの毘沙門天や祝瓶が寄進され、石田三成も寺領30石を寄進しています。江戸時代に入ると宋版一切経七千余巻を増上寺に譲ったことから、幕府から庇護され寺領50石が安堵され周辺の山林を寄進しています。江戸時代末期頃から衰微し、明治時代初頭に発令された神仏分離令とその後に吹き荒れた廃仏毀釈運動、さらには寺領を返上した事で荒廃しました。

菅山寺の寺宝である銅鐘は鎌倉時代中期の建治3年(1277)に鋳造されたもので、鋳物師・丹治国則作、高さ127.6cm、口径69.7cm、重量356s、制作年や制作者が明確で大変貴重な事から大正15年(1926)に国指定重要文化財に指定されています。その他にも、木造不動明王座像(1躯:平安時代)、十一面観音菩薩立像(1躯:平安時代後期)、木造狛犬(1対:2躯・鎌倉時代)、石燈籠(1基:鎌倉後期)が長浜市指定文化財に指定されています。

菅山寺本堂は天正10年(1582)の大地震で大破した後に再建されたもので、木造平屋建て、入母屋、鉄板葺き、平入、桁行3間、張間3間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造板張り。山門は切妻、桟瓦葺き、一間一戸、薬医門形式。護摩堂は木造平屋建て、宝形造、鉄板葺き、桁行3間、張間3間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造板張り、内部では護摩祈祷が行われていました。経堂は木造平屋建て、宝形造、鉄板葺き、桁行3間、張間3間、外壁は真壁造板張り、内部には以前、輪蔵が設置され一切経七千余巻が収められていました。山号:大箕山。宗派:真言宗豊山派。本尊:不動明王。

菅山寺:写真

菅山寺
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