長浜市: 来現寺

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概要・歴史・観光・見所
来現寺(長浜市)概要: 的場山来現寺は滋賀県長浜市弓削町に境内を構えている浄土真宗大谷派の寺院です。来現寺の創建は南北朝時代の嘉暦3年(1328)に祐覚によって天台宗の寺院として開かれたのが始まりとされます。寺宝である木造聖観音立像は、満願寺観音堂(奈良時代に創建された古寺、現在廃寺)の本尊として平安時代に製作されたもので、観音堂が火事になった際に住民が急いで池に沈めて焼失を免れたと伝えられています。制作年:平安時代中期(10世紀頃)、像高178.8cm、桧材、一木造、漆箔仕上げ、保存状態が良く意匠に優れ大変貴重な事から明治37年(1904)に国指定重要文化財に指定されています。

満願寺址出土瓦6点が奈良時代の考古資料として貴重な事から昭和48年(1973)に長浜市指定文化財に指定されています。来現寺山門は切妻、桟瓦葺き、一間一戸、薬医門形式。来現寺本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、妻入り、間口6間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上。観音堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行2間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り板張り。山号:的場山。宗派:浄土真宗大谷派。本尊:阿弥陀如来。

来現寺:写真

来現寺
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